February 01, 2005
やればできるじゃん!
ひっそりとPowerBook
| 米国サイトでも松本城が... |
今使っているPowerBookで試してみると、二本の指でなぞってもマウスカーソルは反応しません。 なるほど、二本指での操作は誤操作としてこれまでは認識されていなかったのですね。 これまでもキー・モディファイヤによる同等機能は実現されていますが、 片手で操作できる手軽さには代え難い魅力があります。
トラックパッドといえば、叩くとクリックとか、そのままドラッグとか、 アクロバティック操作の強要にイライラしか感じませんでしたが (アップルの二本指操作の紹介でも ``Scrolling through web pages or large documents on a trackpad can challenge even the most nimble fingers.'' -- 「どれほど巧みな指使いができても、Webページや長文のドキュメントをトラックパッドだけで操るのは いささか厳しいものがありました。」 と語られていますが:-P)、 二本指でスクロールは、正直「いい」と思います。
Posted by Manabu Higashida at 06:57 AM | Comments (0)
January 27, 2005
Programming Language D
かねてからアナウンスされていたように、 OpenSolaris.org
| OpenSolaris.org |
しかし。公開されたソースコード第一弾がDTraceとは渋すぎる選択ですねぇ。 こんなのが欲しかったんだろ?くやしかったらさっさとLinuxへ移植してみなよって コミュニティへの挑発でしょうか:-)
そういうわけでもないのですが、DTraceそのものにも、 最近各所で目にする「プログラム言語D」って何よ?ってちょっと興味があったので、 早速ソースコードを覗いてみました。 Dの実装は、ライブラリlibdtraceに組み込まれていて、 カーネル・プローバと渾然一体化しており切り出すには手間暇かかりそうです。 古の ``Little Languages'' 思想とも、 ``Self Extension'' や ``Wrapping Extension'' 思想とも、 果ては ``Tool Command'' や ``Write Once, Run Enywhere''思想とも一線を画す、 ``Builtin Extension'' 思想ともいうのでしょうか?
なにか新鮮な気がしないわけでもありません。
Posted by Manabu Higashida at 06:07 AM | Comments (0)
January 23, 2005
記憶の構造
MacOSでメモを書き散らすといったらなんと言ってもStickiesです。 PostIt(R)のメタファとして、スクリーンに貼り散らしたメモ書きがそれでも人間の記憶に残るのは、 「何か心に留めておきたいことをこの辺りに書き残しておいたはず」という備忘の一線になるからだと思います。
ところが。MacOS XのStickiesは、あろうことか、貼った位置を事も無げに忘れてしまいます。 わたしがデュアルモニタを使っているからかもしれませんが、 モニタの構成が変わるたびに位置関係を崩していては、記憶の構造から抜け落ちてしまいます。 メニューバーの後に潜り込んでしまって貼り直すことすらできなくなってしまうこともあります。 そんなメモ書きは仕方がないのでコピペで貼り直すことになるのですが、 手書きメモなら書き直すことでその内容をより深く記憶に残すという副作用すらもたらすかもしれないこの作業は、 コピペではそれすら期待できません...。
Posted by Manabu Higashida at 06:18 AM | Comments (0)
January 22, 2005
CMSとしてのMacOS
わたしが初めてMacintoshに触れたのは、1986年。あれはDynaMacだったでしょうか?
当時はすでに階層型ファイルシステムHFSに対応したSystem 3.0がリリースされていたはずですが、 驚くことに、最初期のSystem 1.0には、 フォルダはあれどもフォルダを新規作成するための独立した操作が提供されていなかったといいます (逆に驚くべきことに、 System 2.0までは階層型ファイルシステムに寄らないフォルダの実装が行われていたわけですが...)。 System 1.0では、フロッピーディスクを初期化した際に同時に作成される ``Empty Folder'' をコピーして新規フォルダとして使い回していたそうです。
さて、Classic MacOSのフォルダは、 その内容物の相関関係をフォルダ内の二次元的位置関係によって表現するという 卓越したインターフェイスを提供していました。 この美徳はMacOS Xでは等閑にされており、 Finderを再起動したり、表示方法を切り替えたりしただけで位置関係が失われることがあります。 Classic MacOSでは、ファイル群を他のフォルダへ移動した際にも、 その相対的な位置関係は保存されていたはずですが、 MacOS XのFinderでは、あろうことか一点に積み重なって配置されてしまいます:-P
また、Classic MacOSのデスクトップは、絶対不動のトップレベルにありました。 複数のメディアをマウントしても、 デスクトップに配置されたファイルは位置関係を保ってデスクトップに配置されたのです。 ところが、MacOS Xでは、デスクトップはUnixファイルシステムにおける ユーザのホームディレクトリ配下の``Desktop'' というディレクトリ内のファイルを再配置しているだけに過ぎません。 しかも、DockやFinderのサイドバーにデスクトップの役割を与え、 Classic MacOSの後塵を拝した模倣者の追従者に成り下がってしまっています。
Classic MacOSが提案した理念は残念ながらMacOS Xには継承されていません。 これがAppleを追われた末にAppleに請われたJobs流のしっぺ返しなんでしょうね...。
Public BetaからMacOS Xを使っているわたしですが、 これまでClassic MacOSを懸け離れたこの「鬼子」をターミナルサーバ的にしか使ってきませんでした。 この年末年始にかけて、初めてじっくりとMacOS Xでプログラム開発をしてみて、 より普遍的なUnixマシンとして使えるようになったことを、まぁそりゃ当たり前かなぁと醒めざめと感じると共に、 これでFinderがClassic MacOSと入れ替えられたらなぁとつくづく感じた次第です (Classic MacOSはエミュレータ内で実行されるのですが、 Finderだけは巧妙に隠蔽されているのです:-P)。
Posted by Manabu Higashida at 11:32 AM | Comments (0)
January 19, 2005
Anti-Computer Centric?
甚だ旧聞ですが、WWDC 2003にて、 MacOS X 10.3、開発コードネーム ``Panther'' での Finder の改善事項を紹介する際に、 「 そもそも私にとってもっとも重要なファイルが4つの階層を下ったところにあるのはおかしい」 と語ったそうです (MYCOM PC WEB@2003/06/24)。 かの Steven Jobs の言葉ですが。なんじゃそりゃ:-)
確かに、MacOS XのFinderは 「 はっきり言えば、ベストを尽くしたつもりだが残念ながらゴールまでいかなかった……
| 「待望のラベル機能が復活したFinder」 (PC Watch/06/24) |
10.3では、Finderのウィンドウにサイドバーが追加されショートカットを配置できます。 これによって、Jobsが宣うように、そのアイコンをトップレベルにみたてたexploringができるようにはなっています。 NextStepの遺物であるカラム型explorerにはちょっと嬉しい改善なのかもしれませんが、 そのアイコンの上位階層へ移動することができないこの仕掛けは、 見かけのトップレベルが無用に増えただけで混乱に拍車がかかったように思えます。
しかも、これまたNextStepの遺物であるDockが蟠っているのに、何故、 かてて加えてほとんど重複した機能であるサイドバーが必要になったのでしょうか? これがウィンドウ毎にカスタマイズ可能であればインターフェイスに対する改善として評価もできるのですが (すなわち、Finderウィンドウとフォルダが一対一に対応することが前提です)、 すべてのウィンドウに同じサイドバーが繰り返し表示されるだけなら鬱陶しくてしょうがありません。 なんでDockじゃあかんの?って感じです。 MacOSにとってDockが不要な存在であったことを自証したとしか思えません。 そもそも、 先頭にFinderアイコンが、末尾にゴミ箱アイコンが固定的に表示されているDockのインターフェイスそのものが、 自己矛盾に満ち溢れています。
えっと、要するに、わたしの素朴な疑問は、 Jobsの理想がNextStepなら、彼はオリジナルMacintoshのデザインにどれだけ影響力があったんでしょうか? ってことなんです:-P
Posted by Manabu Higashida at 07:02 AM | Comments (0)
January 18, 2005
無常な...
Webでデータシートを閲覧できるようになったことは多大な恩恵ですが、 プロジェクトや会社そのものの消散によってそのWebページがリンク切れになっていることも多々あり、 諸行無常を地で感じる今日この頃です...。
一昔前、Windows 95が登場する前夜ですが、Win32 APIが公開され始めた頃、 わたしはEmacsをWin32 APIに適用させようとしていました。 当時は、DEC (Digital Equipment) が一番元気だった頃で、 Alphaプロセッサの力任せにWindows NTに注力しPC分野でのシェア確保に邁進していました。 DECはPC/AT互換機でも優れた機種を出しており、わたしも開発機にしておりました。 まだ日本ではNEC PC9800シリーズが全盛だった時代です。
そのDECもCompaqに買われ、今や当時のブランド名の跡形もありません。 そのCompaqもHPに買われ (わたしはHPのPC/AT互換機も好んで開発機にしておりました)、 本家IBMがPC事業を投げ出した折り、今や不採算事業の代名詞ともなったPC事業は、 とうとうプリンタ事業部におんぶだっこされることになったそうです。
DECのAlphaプロセッサに関する技術は、インテルが買い取り、 HPのPA-RISC技術と融合してIA64として開発が続けられていますが、 なかなか思うような成果が上がらないようですね。 同じくDECが温めていたStrongARMは、インテルが買い取り、Xscaleという名前で売り出し中で、 こちらは順風満帆のようです。
いえ、このような流れを超越したドキュメンテーションをしてみたいと思っているのですけど...。
Posted by Manabu Higashida at 07:22 PM | Comments (0)